イメージフォーラム・フェスティバル2021 9月25日(土)より開催

35回目となる今年のイメージフォーラム・フェスティバルでは、渋谷の新しいランドマークである展望施設・SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)と連携し、ROOFTOP “LIVE” THEATERと題したオープン空間でのイベント上映を実施、開放感のある空間で新しい映画の楽しみ方を提示します。また、日本、中国、香港、台湾、韓国の東アジア地域を対象とした公募部門である「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」に「SHIBUYA SKY賞」を新設し、新たなチャレンジに取り組む新人作家を顕彰します。
スパイラルホールでは、昨年ご好評いただいたライブ演奏つき上映をふたたび開催。『ドライブ・マイ・カー』の音楽も担当した石橋英子がジム・オルークとともにカール・ドライヤーの歴史的傑作『裁かるゝジャンヌ』を新たに蘇らせます。また、各国の映画祭で話題を呼んだ14時間半におよぶ“超特大映画”『ラ・フロール 花』全3部を上映します。
シアター・イメージフォーラムで上映する特集プログラム「フィルム・イン・シアター 映画の停泊地」ではパンデミック、自然災害、政治的受難など、脅かされる「映画」の存在にフォーカス。「映画」にとって存続が困難な状況が立ち現れた時、どのようにして存続できるのか。アジア各国の上映者、キュレーターとの対話を通じてその可能性を探ります。

上映スケジュール等の詳細は公式サイトをご確認ください。

公式サイト http://www.imageforumfestival.com/bosyu2021/

【会期・会場】

シアター・イメージフォーラム(東京都渋谷区渋谷2-10-2)9月25日(土)〜10月1日(金)
スパイラルホール(東京都港区南青山5-6-23)10月1日(金)〜3日(日)
SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)(東京都渋谷区渋谷2-24-12)10月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)

主催:イメージフォーラム
共催:SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)
会場協力:株式会社ワコールアートセンター
協賛:株式会社ダゲレオ出版
助成:芸術文化振興基金、公益財団法人アサヒグループ文化財団、国際交流基金アジアセンター
協力:アンスティチュ・フランセ東京
後援:在日ルーマニア大使館、アルゼンチン共和国大使館

【上映プログラム】

★特別連携プログラム
渋谷上空229mの音楽映画体験
ROOFTOP ”LIVE” THEATER
世界の音楽映画を屋上の開放感と大音量で自由に楽しむ屋外上映プログラム。
渋谷から映画で世界とつながる。いま見られるべき世界の音楽映画をセレクションし、360度のオープンエアーの空間を自由にスタンディングで楽しむ4夜の上映イベント。映画と音楽の新たな楽しみ方をSHIBUYA SKY(渋谷スカイ)とイメージフォーラム・フェスティバルが提供する。

ROOFTOP “LIVE“ THEATER 1
「ソウルの女王」アレサ・フランクリン。1972年に行われた幻のライブが、49年の時を経てスクリーンに蘇る。音楽映画史に燦然と輝く、ソウル史上屈指のライブ・フィルム。
大ヒットアルバムとなった「アメイジング・グレイス」を生んだライブは『愛と哀しみの果て』で知られるシドニー・ポラックによって撮影されていた。未完のまま眠っていた幻の映像を音源とミックスし、約半世紀ぶりに完成させた2021年の話題作。屋外上映という満天の夜空のシチュエーションで、アレサの熱いソウルフル・ボイスが響く。
『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』監督:シドニー・ポラック、出演:アレサ・フランクリン/デジタル/90分/2018(アメリカ)配給:ギャガ

ROOFTOP “LIVE“ THEATER 2
アフリカ・マリの砂漠で行われる音楽フェス。そこは音楽のルーツと最先端が再び出会い、影響を与え合う場だった。内線で中断されるその最後のフェスを追った音楽ドキュメンタリー。
アフリカ・マリの砂漠で行われていた音楽フェス「フェスティバル・イン・ザ・デザート」。最先端の音楽と、“あらゆる音楽のルーツの地”とされるマリの伝統音楽が再開するエキサイティングなステージは、世界中の注目を浴び12年にわたり熱い盛り上がりを見せていたが、内戦により2012年に中断されてしまった。その最後のフェスティバルとなった2011年の模様を追った音楽ドキュメンタリー。日本初上映。
『ラスト・ソング・ビフォー・ザ・ウォー』監督:カイリー・クラスコウスカス/デジタル/79分/2013(マリ)

ROOFTOP “LIVE“ THEATER 3
この作品がなければ『アメリカン・ユートピア』も誕生しなかった? トーキング・ヘッズの絶頂期をカメラが捉えた伝説のライブ・フィルム
デビッド・バーンがメインボーカルを担当したトーキング・ヘッズが1983年12月にLAで行ったライブを3日にわたり撮影。後に『羊たちの沈黙』を手がけるジョナサン・デミが監督し、「ロック映画の最高傑作」とも評されている。当時の日本でも大ヒットし、ミニシアターにおける音楽映画ブームの先駆けともなった歴史的作品。
『ストップ・メイキング・センス』監督:ジョナサン・デミ、出演:トーキング・ヘッズ/デジタル/88分/1984(アメリカ)提供:キングレコード、配給:boid

■ROOFTOP “LIVE“ THEATER 4
イギリスのユース・カルチャーとジャマイカのつながりを、その核としてある伝説的レコードレーベル「トロージャン・レコーズ」を通して描くハイブリッド・ドキュメンタリー。
1950年代のルード・ボーイの誕生、ジャマイカン・サウンドシステムからスカそしてレゲエが生まれるまでを、アーカイブ映像・インタビュー・再現ドラマで描き、このカルチャーとトロージャン・レコーズがその後の音楽シーンおよびユース・カルチャーに与えた影響を描写する。2018年のロンドン映画祭で話題を呼んだ音楽映画が日本初公開。
『ルードボーイ:トロージャン・レコーズの物語』監督:ニック・デイヴィス、出演:リー・スクラッチ・ペリー、トゥーツ・ヒバート、ケン・ブース、ネヴィル・ステイプルズ、ドン・レッツ、その他/デジタル/85分/2018(イギリス)

特別プログラム
■オン・スクリーンLIVE 『裁かるゝジャンヌ』×石橋英子×ジム・オルーク
カール・ドライヤーの神聖な傑作『裁かるゝジャンヌ』が石橋英子とジム・オルークのライブ演奏により甦る。この時にしか出会えない1回限りの映画を体験する。
『裁かるゝジャンヌ』カール・テオドア・ドライヤー/35ミリ(デジタル版)/97分/1928(デンマーク)配給:ザジフィルムズ
ライブ演奏:石橋英子×ジム・オルーク

★「特集:フィルム・イン・シェルター 映画の停泊地」
自然災害、政治的受難、様々な理由で「映画」の存在は脅かされる。上映マテリアルの消失や破損・劣化。あるいは上映場所やプログラミングそのものが危機に晒される。「映画」にとって存続が困難な状況が立ち現れた時、映画はどのようにして存続できるのか。トランスナショナルな対話を通じてその可能性を探る。
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、国際交流基金アジアセンター

[チケット料金]入場料(消費税込)

■スパイラルホール
一般1,500円/学生800円/イメージフォーラム会員1,200円
※10月1日(金)LIVE上映『裁かるゝジャンヌ』は2,800円均一料金
自由席、整理番号制。各回30分前に会場いたします。
当日販売の他、整理番号月の日時指定鑑賞券をチケットぴあで9月9日より発売します。

■シアター・イメージフォーラム
一般1,500円/学生800円/イメージフォーラム会員1,200円
全席指定。オンラインチケット購入サイト、または劇場窓口で販売します。当日受付は各日10:30より行います。

■イメージフォーラム3F「寺山修司」
一般700円/学生・イメージフォーラム会員500円
自由席、整理番号制。シアター・イメージフォーラムの窓口でお求めください。

■SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)
〇前売りセット券:3,000円(税込)
シアター・イメージフォーラムおよびスパイラルホールで上映されるプログラム1回と、SHIBUYA SKYの入場引換券(ROOFTOP “LIVE” THEATER上映イベントがある日程のうち1日のみ有効)がセットになったお得なチケットです。

シアター・イメージフォーラム:9/25(土)~10/1(金)
スパイラルホール:10/1(金)~10/3(日)
SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)ROOFTOP “LIVE” THEATER:10/9(土)、10/10(日)、10/16(土)、10/17(日)各日18時00分上映開始予定
※SHIBUYA SKYの入場引換券は、上映イベントがある10月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)のうち、いずれか1日ご利用いただけます。この4日間以外の日程はご利用いただけませんのでご了承ください。ご利用の際は、SHIBUYA SKYのチケットカウンターにて当日入場チケットとの引き換えが必要となります
※お客様の安全確保のため、当日の天候などの気象条件により、ROOFTOP “LIVE” THEATER上映イベントの実施時間や場所は変更となる可能性があります
※シアター・イメージフォーラム、スパイラルホールでは上記日程内でいずれか1プログラムにご利用いただけます。シアター・イメージフォーラムでは座席指定券との引き換え、スパイラルホールでは当日入場整理券との引き換えが必要となります
※ご利用になる前に半券を切り離した場合、チケットが無効になりますのでご注意ください
※ご利用にならなかった場合の払い戻しや差額のご返金はできません。

〇SHIBUYA SKYチケット(当日窓口チケット:2,000円、WEBチケット1,800円)
イベント当日のSHIBUYA SKY入場チケットのみで上映映画をご覧いただけます。チケットをご購入の上、開映前までにSHIBUYA SKYにお越しください。ご購入について詳しくは下記サイトをご覧ください。
https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/ticket/

※SHIBUYA SKYチケットは入場日と入場時間が決まっている「日時指定券」です。事前に入場日と入場時間を指定して購入できる「WEBチケット」と、ご入場当日窓口にて時間を指定して購入する「当日窓口チケット」がございます。ご来場日と入場時間をお決めのうえご購入ください。

※SHIBUYA SKYチケットは数に限りがございます。ご希望日時のチケットが完売の場合は購入いただけません。
※シアター・イメージフォーラム、スパイラルホールでの上映にはお使いいただけません。

2021-08-31 | Posted in NEWSComments Closed 
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