『タロウのバカ』YOSHI、菅田将暉、仲野太賀、絆で結ばれた青春の光と闇を切り取った場面写真が解禁!
大森立嗣監督のオリジナル脚本による最新作『タロウのバカ』が9月6日よりテアトル新宿ほかにて公開される。このたび、タロウ(YOSHI)、エージ(菅田将暉)、スギオ(仲野太賀)の刹那的な光とうちに抱える闇を象徴するようなシーンを切り取った場面写真が公開された。
思春期まっただ中を生きる主人公タロウ(YOSHI)には名前が無い。彼は「名前がない奴はタロウだ」という理由でそう呼ばれているだけで、戸籍すらなく、一度も学校に通ったことも無い。
そんな“何者でも無い”存在のタロウは偶然出会った“エージ”(菅田将暉)、“スギオ”(仲野太賀)という高校生の仲間たちとともに、ただ奔放に自由な日々を過ごしていたが、偶然にも一丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、それまで目を背けていた現実に3人それぞれが向き合うことを余儀無くされる。
今回公開された場面写真は6点。3人の人生を変えるきっかけとなる“一丁の拳銃”を手にタロウとふざけあうエージや、復讐のために敵対する半グレ集団の吉岡(奥野瑛太)を急襲するシーンのほか、スギオが密かに想いを寄せ続ける洋子(植田紗々)が弾く放課後のピアノを、その切ない想いを告げられないまま耳を澄ませるスギオのシーンなど。
社会のルールや道徳を学んだことがなく、常に本能が駆り立てるままに行動するタロウ、それぞれやるせない悩みを抱えているが、タロウとつるんでいる時だけ心を解き放たれるエージとスギオなど、いずれも理屈を超えた青春時代独特の絆で結ばれた3人の刹那的なきらめきと同時に、抱える闇を象徴するようなシーン写真となっている。
全編が寓話のようでいて、まるで今の日本社会の理不尽さを取り込むように、フィクションであることを忘れるほどの生々しいリアリティとスリル溢れる映像世界を描き出した本作は、大森立嗣監督が20年余り前から書き温めていたオリジナル脚本による、 渾身の一作。
映画『タロウのバカ』は2019年9月6日(金)よりテアトル新宿ほかにて公開
『タロウのバカ』
<あらすじ>
主人公の少年タロウには名前がない。戸籍すらなく、一度も学校に通ったことがない。
そんな“何者でもない”タロウには、エージ、スギオという高校生の仲間がいる。エージ、スギオはそれぞれやるせない悩みを抱えているが、なぜかタロウとつるんでいるときは心を解き放たれる。大きな川が流れ、頭上を高速道路が走り、空虚なほどだだっ広い町を、3人はあてどなく走り回り、その奔放な日々に自由を感じている。
しかし、偶然にも一丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、彼らはそれまで目を背けていた過酷な現実に向き合うこととなる・・・。
監督・脚本・編集:大森立嗣
音楽:大友良英
出演:YOSHI 菅田将暉 太賀 奥野瑛太 植田紗々 豊田エリー 國村隼
製作幹事:ハピネット、ハーベストフィルム
配給:東京テアトル
www.taro-baka.jp