『ホテルアイリス』官能の【本予告映像】が解禁!小川洋子(原作者)/永瀬正敏/奥原浩志監督ほか(総勢9名)映画公開によせてコメントが到着!

©️長谷工作室

芥川賞作家・小川洋子の原作 『ホテル・アイリス』 を、『黒四角』の奥原浩志監督が映画化した日・台合作映画『ホテルアイリス』(2月18日(金)公開)の 豪華出演者・スタッフ&原作者のコメント と、予告編映像を本日解禁いたします。
また、原作者である小川洋子、主演の永瀬正敏、陸夏(ルシア)、菜葉菜、寛一郎、リー・カンション(李康生)に加え、ホテルのフロントやリー・カンションの営む売店小屋など、まるでこの地にあったかのようなリアリティーな世界を創り上げた美術の金勝浩一、異国情緒漂う全編を彩る旋律を手掛けたポーランド出身のスワペック・コバレフスキ、そして、プロデューサーとして小川洋子氏に自ら脚本を持ち込み、4年もの歳月をかけて映画化を実現させた奥原浩志監督の総勢9名より、コメントが到着しました。

冒頭から、主人公マリの下着がハサミで切り裂かれるという衝撃的なシーンから始まる本予告編は、映像作家 遠山慎二氏 ディレクションによるもの。
主人公マリが、菜葉菜演じる支配的な母親の干渉や、ホテルアイリスの従業員からの密告、自身の死んだ愛する父親の幻像などに翻弄されながらも、永瀬正敏扮するロシア文学の翻訳家に出会い、惹かれていく様子が描かれる。
その後、売春婦の死、警察からの尋問など、二人の愛の行手を阻む疑惑が次々と明らかに。それでも「私たちに構わないで。私は彼を愛してる」ときっぱりと言い放つマリ。果たして二人の愛の行方は…
肉体的だけでなく、精神的にも二人を繋ぐ拘束具など、原作ファンを唸らせるカットが入り、想像を掻き立てられる。また、翻訳家の住む孤島へ向かう渡し舟。これはあの世とこの世を繋ぐ役割を持ち、奥原監督のオリジナルの脚色により撮られた幻想的なシーンだ。
全編流れるチェロの旋律は、スワペック・コバレフスキによるもの。台湾語と日本語が行き交う展開がより一層、何処の国とも言えない幽玄な世界観を醸し出し、観るものを眩惑の世界へと導いていく。

原作者 小川洋子氏からスペシャルな映画への称賛コメントが!!!

すべては生と死の間を漂う波にさらわれ、引き返せない彼方へと消え去ってゆく。
そのはかなさが、残酷なほど深く胸に刻まれる。
小川洋子さん | 原作・作家

永瀬正敏、台湾から話題のアップカミングスター陸夏(ルシア)、リー・カンションほか国際的なキャスト・スタッフからメッセージが到着!

様々な想いが芽生えた撮影でした。
またご一緒出来た、台湾の優れた映画人とのコラボレーションは、あらためて様々な“情”を感じる素晴らしいものでした。
小川洋子さんの深い原作の下、台湾・日本の共演者、スタッフの皆さんと過ごした金門島での日々は、今思えば原作に漂う夢の様な、現実の様な、幻想の様な、得難い日々だったと思います。
ご覧いただいた皆さんに、作品に込められた沢山の“情”が、どうか届きますように。
永瀬正敏さん | 主演・翻訳家役

日本の皆さん、こんにちは。
私は陸夏(ルシア)です。
私がヒロインを演じた『ホテルアイリス』が、まもなく全国の劇場で公開されます。
ぜひ劇場にお越しいただき、スクリーンでご覧ください。
待ってます!
陸夏(ルシア)さん | 主演・マリ役

異国の孤島での撮影はとても刺激的だった。台湾の名優との触れ合いも、海外スタッフと初めて組む現場にも心が躍り、毎日がサプライズの連続だった。無国籍な世界観で繰り広げられる崇高なラブファンタジー。ハロウィン仮装のような菜葉菜もほんの少し楽しんでください。
菜 葉 菜さん | マリの母親役

この映画は3年前に台湾の金門島と言う素晴らしい、日本とはまた違った空気感が漂うロケーションで撮影しました。小川洋子さん原作の『ホテルアイリス』は、登場する一つ一つが良く表現されており一瞬で小説の中に入り込める力を持っていました。そして奥原浩志監督、台湾スタッフと素晴らしい時間を共有しながらこの映画に挑んだことを覚えています。主演のルシアさんは日本語のセリフも多く苦しい中、いつもスタッフさんや僕達を笑顔にしてくれました。彼女が萌芽していく瞬間がこの映画を通して観れると思います。
寛 一 郎さん | 甥役

皆さん、こんにちは。
リー・カンションです。
『ホテルアイリス 』の日本公開をとても嬉しく思っています。
この映画は台湾の金門島で撮影しました。
参加できてとても光栄でした。
この映画の中で私はあの世からの使者を演じました。
あの世とこの世を往き来する船頭の役です。
コロナの影響で日本に行けず、プロモーションにご協力することが出来ません。
この映画の成功を祈っています。
どうか映画館に足をお運びください。
映画館では感染予防をお忘れなく。
このコロナ禍が早く収束しますように。
ありがとうございます。
リー・カンションさん | 売店の男役

2018年12月に撮影をしました。今思えば夢の中にいるような日々でした。それからいろいろありました。
ようやく完成し、皆様に観ていただけることを心から嬉しく思うと同時に、誇りにも思います。
ここまで私を支えていただいたすべての方々に感謝します。
この作品が皆様の心に残るものであることを願ってやみません。
奥原浩志さん | 監督・脚色

『ホテルアイリス』公開おめでとうございます。
撮影は台湾の金門縣で撮影しました。
土地の空気感が映画に奥行きを与えていただきました。
金勝浩一さん | 美術

今回の公開はおめでとうございます。
様々なことを考えさせられる深いテーマで、素晴らしい作品だと思います。たくさんのお客さんにご覧いただけたら良いですね。
スワペック・コバレフスキさん | 音楽

『ホテルアイリス』艾利絲旅館
www.reallylikefilms.com/hoteliris

<INTRODUCTION>
寂れた海沿いのリゾート地で、日本人の母親が経営するホテル・アイリスを手伝うマリ。嵐の夜、階上に響き渡る悲鳴を聞く。女に暴力と罵声を浴びせ立ち去る男に衝撃をうけながらも、激しく惹かれていく彼女は、やがて男が住む離れ小島へ導かれ、ふたりだけの禁断の世界にのめり込んでいく…。
主演は、日本を代表する国際的俳優・永瀬正敏。ジム・ジャームッシュや相米慎二はじめ数々の名匠の作品に出演してきた彼が、本作では大人の男の色気を纏うミステリアスなロシア文学翻訳者を演じる。一方マリ役には、本国でモデルやテレビCMで活躍している台湾のアップカミングスター・陸夏(ルシア)が 、映画初出演にして主演という大役を射止めた。複雑なヒロインを可憐に、そして大胆に演じた彼女は、台北映画祭にて次代を担う期待の新人に贈られる《超新人賞》にも選ばれている。また本作の中で異様な存在感を示しているのは、台湾の鬼才ツァイ・ミンリャン監督作品の常連主演俳優で知られるリー・カンション。売店小屋の男役を圧倒的な存在感で演じている。他にマリの母親役に『赤い雪』の菜葉菜、翻訳者の甥役に『菊とギロチン』の寛一郎、マリの父親役に永瀬正敏主演の台湾映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』の監督でもあるマー・ジーシャンなど、日台の国際的実力派俳優たちが集結している。
監督は、ロッテルダムや釡山などの国際映画祭で数々の冠に輝き、国内外で高い評価のある『波』『黒四角』の奥原浩志。台湾・金門島オールロケを敢行し、小川洋子の残酷で甘美な世界感を忠実に再現しながらも、奥原らしい大胆な解釈も加味しながら完全映画化。愛と死のイメージを、圧倒的な美しさで描きあげた。

<STORY>
寂れた海沿いのリゾート地──そこで日本人の母親が経営するホテル・アイリスを手伝っているマリは、ある日階上で響き渡る女の悲鳴を聞く。赤いキャミソールのその女は、男の罵声と暴力から逃れようと取り乱している。マリは茫然自失で、ただならぬその状況を静観している。一方で、男の振る舞いに激しく惹かれているもう一人の自分がいて、無意識の中の何かが覚醒していくことにも気づき始めていた。
男は、ロシア文学の翻訳家で、小舟で少し渡った孤島で独りで暮らしているという。住人たちは、彼が過去に起きた殺人事件の真犯人ではないかと、まことしやかに噂した。またマリも、台湾人の父親が不慮の事故死を遂げた過去を持ち、そのオブセッションから立ち直れずにいた。
男とマリの奇妙な巡り合わせは、二人の人生を大きく揺さぶり始める。

©️長谷工作室

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<CREDIT>
永瀬正敏 陸夏 (ルシア)
菜 葉 菜 寛 一 郎 マー・ジーシャン(馬志翔) パオ・ジョンファン (鮑正芳) 大島葉子
リー・カンション (李康生)
奥原浩志監督・脚本 [ホテルアイリス]
撮影 : ユー・ジンピン(余靜萍) 音響 :チョウ・チェン ( 周震) 美術 : 金勝浩一 衣装+メイク : KUMI / 花井麻衣 音楽 : スワペック・コバレフスキ(Slavomir Stanislaw Kowalewski) 編集 : チェン・ホンイー(陳宏一) / 奥原浩志 原作 : 小川洋子(「ホテル・アイリス」© 幻冬舎)
製作 : 北京谷天傳媒有限公司/ 長谷工作室 / 紅色製作有限公司 プロデューサー:リー・ルイ(李鋭) / 奥原浩志 /チェン・ホンイー(陳宏一) / 浅野博貴 / 山口誠 / 小畑真登 日本語字幕翻訳 : 奥原浩志 宣伝デザイン :成瀬慧 (RESTA FILMS) 予告編監督 : 遠山慎二 (RESTA FILMS) [ 2021年日本・台湾合作 | 100分 |日本語・中国語| ビスタサイズ | 5.1ch | 配給 : リアリーライクフィルムズ + 長谷工作室

2022年 2月18日(金)より禁断のロードショー
新宿ピカデリー / ヒューマントラストシネマ渋谷 / シネ・リーブル池袋 他にて

2022-01-20 | Posted in NEWSComments Closed 
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