深田晃司監督の初テレビドラマ『本気のしるし』を映画のスクリーンで観る! クラウドファンディングスタート!

『歓待』、『淵に立つ』などで知られる深田晃司監督。最新作『よこがお』がロカルノ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品が決まり、一層注目を集めている。そんな深田監督が長年映像化を熱望していたビッグコミックスペリオール(小学館)に連載された星里もちるによる漫画『本気のしるし』の連続テレビドラマ化が決定した。

監督初の連続ドラマを成功させるべく、スティーヴン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』でハリウッド進出した森崎ウィン、ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」で注目の土村芳、宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉、ら個性的なキャスト、スタッフが集い、撮影がスタートしている。

製作するテレビ局が名古屋テレビのため、現時点で、地上波では愛知・岐阜・三重の東海3県でしか放送が決定していない。(2019年8月現在)。2019年10月からの名古屋テレビでの放送に先駆け、深田監督の初の原作もの、初のテレビドラマを東京で映画のスクリーンで観るためのクラウドファンディングが開始された。

映画演出を駆使して制作されているこのドラマ。テレビでは体験出来ない5.1サラウンドミックスで、本編で使用されなかった未公開カット、オフショット映像を加え、監督の解説付きで上映される予定だ。支援者へのリターンとしては、上映イベントへの参加、原作本全巻、キャストのサイン入り脚本、などが用意されている。

クラウドファンディングの受付は9月30日(月)23時59分まで。

■深田晃司監督 コメント

漫画『本気のしるし』の第1話を読んだとき、その異様な迫力に驚かされました。観客の想像力を牽引する語りの巧みさはいつも通りなのですが、星里作品を特徴づけていた軽妙なユーモアはほぼ封印され、決して道徳的には褒められたもんじゃない人間たちの抜き差しならない恋愛ゲームが展開されていました。

直感的に、なぜだか分からないけど、この物語の転がり方は映画よりもドラマ向きだと思い、ことあるごとに言いふらしていたら、あれよあれよと今回のドラマ化の話が進んでいった次第です。

撮影が既にスタートしていて、自分にとっては初のテレビドラマではありますが、今まで以上に映画的な演出を駆使しています。今回は放送前に大きなスクリーンで、そして5.1chで観て頂ける機会を作りました。どうぞクラウドファンディングにご協力いただければ幸いです。

■森崎ウィン(主人公・辻一路役)コメント

深田監督初のテレビドラマ「本気のしるし」で、主人公の辻一路を演じています森崎ウィンです。監督の映画的な演出に毎日驚きながら演じています。スタッフの皆さんも映画畑の方が多くて、細かいところに拘りながら作品を作り上げています。今回、放送前にスクリーンで上映されると聞きました。未使用映像の上映に加えて、サウンドは上映会のみ特別に5.1チャンネルサラウンドだそうです!しかも監督の解説の付きのイベント、ということなので、皆さん、お見逃しなく!!クラウドファンディングよろしくお願いします

クラウドファンディング MOTION GARALLYサイト
期間:2019年8月4日(日)8: 00〜9月30日(月)23:59
http://motion-gallery.net/projects/honkinoshirushi_cf


『本気のしるし』

(C)星里もちる・小学館

■あらすじ
 中小文具会社に勤める会社員・辻一路。社内の評判はよく、恋人関係のような女性もいるが、他人に好かれるのも他人を好きになるのも苦手で、本気の恋をしたことがない。ある日、彼はコンビニで不思議な雰囲気の女性・葉山浮世と知り合う。浮世の車が踏切で立ち往生しているところを救った辻。しかし、彼女と関わったばかりに次々とトラブルに巻き込まれていく。美人だがどこか隙と弱さがあり、それゆえ周りを災難に巻き込んでいく浮世と、それに気づきながら、なぜか彼女を放っておけない辻。辻は裏の社会の人間と関わり、仕事や人間関係を失いながらも、何とか彼女を手に入れようとするが・・・。

監督:深田晃司/脚本:三谷伸太朗
出演:森崎ウィン、土村 芳、宇野祥平、石橋けい、福永朱梨、忍成修吾、北村有起哉 ほか
放送日時:2019年10月クール 毎週月曜 深夜0:59~1:29 
放送局:メ~テレ
放送エリア:東海3県 (愛知・岐阜・三重)
原作:星里もちる『本気のしるし』(小学館 ビッグコミックス刊)全6巻。
公式HP https://www.nagoyatv.com/honki/

2019-08-04 | Posted in NEWSComments Closed 
error: Content is protected !!