舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」より染谷俊之さんオフィシャルインタビュー到着!
(染谷俊之さん)
ラジオ局を舞台にしたシチュエーションコメディー舞台『ジーザス・クライスト・レディオスター』(主演・インパルス板倉俊之)が、2018年12月12日(水)〜24日(月・祝)に紀伊国屋ホールにて上演される。
『ジーザス・クライスト・レディオスター』は、舞台「戦国BASARA」シリーズや舞台「ジョーカー・ゲーム」シリーズ、そして映画初監督となる「ONLY SILVER FISH」が公開中の人気舞台演出家・西田大輔のオリジナル作品として2004年に初演。以来、今まで4回の再演を行ってきた人気作。
その原作を、吉本ブサイクランキングで3年連続1位で殿堂入りを果たしたことでも有名な、元お笑い芸人で気鋭の脚本家の家城啓之(マンボウやしろ)が脚色・アレンジし、西田が演出をするというコラボレーションで、新たな作品としてお届けする。
本作でラジオディレクター役を演じるのは、俳優の染谷俊之さん。
染谷俊之さんといえば、12月2日放送の『HUGっと!プリキュア』で、『プリキュア』シリーズ初の男の子プリキュア“キュアアンフィニ”の声を担当し、「まさかプリキュアになる日が来るなんて」と投稿したツイートがニュースにもなった。
公演に先立ち、染谷俊之さんのオフィシャルインタビューが公開されたのでお届けします!
Q.本作は、人気舞台演出家・西田大輔さんの演出で、元お笑い芸人で脚本家のマンボウやしろこと家城啓之さんが脚色した、ラジオ局を舞台にしたシチュエーションコメディーです。シチュエーションコメディーのオファーが来たと聞いて、どう思われましたか?
A.シチュエーションコメディだから生まれる臨場感とか生な感じが面白いんだろうなと思いました。
Q.インパルスの板倉俊之さん主演と聞いた時は、どう思われましたか?
A.板倉さんと下の名前が一緒なんです。俊之ってなかなかいないんですよ。今回ご一緒できて嬉しかったです。
Q.『ジーザス・クライスト・レディオスター』は、西田大輔さんのオリジナル作品として2004年に初演以来、4回の再演を行ってきた人気作ですが、今回は、家城さんが脚色されています。脚本を読んだ感想はいかがでしたか?
A.次から次へと色んなことが同じ場所で起こるのが面白いなと思いました。なんとなく「ここの部分を家城さんが脚色したんだろうな」という部分がわかって、そこは、更に物語に拍車がかかる部分で、笑いを生んでくれる場所とかもあって、すごく面白いなと思いました。本当に次から次へと色んな問題が起こるので、やるのはすごく大変だろうなと思いました。
Q.本作は、生放送のラジオの特番のオンエア直前になっても現れないカリスマDJ・ジーザスの穴を埋めるため、人々が奔走する姿を描きますが、染谷さんも、ラジオやテレビの生放送やお芝居の本番で、ピンチに陥った経験はありますか?
A.いっぱいあります!衣装を忘れて、本番が始まるってなった時に、30分前に衣装を取りに帰った人もいますし、本番30分前に役者が来ていないということもありました。あと、楽屋でベテランさんと話していたら、モニターが無音になったんですよ。なんの間だろうなと思ったら、「あれ、ここ出てるシーンじゃないですか?」みたいな時もありました(笑)
Q.染谷さんは、ラジオディレクター役でご出演されますが、役作りで参考にしている人はいますか?
A.ラジオを3つ位レギュラーでやらせていただいているので、この作品のオファーを頂いた時は、ディレクターさんとかをすごくよく見るようにしました。どうやってキューを出すのかなとか、服装や髪型もチェックしました。
Q.染谷さんは基本はラジオに出演する側の方ですが、ディレクター役をやって、改めて考えさられたことはあるのでしょうか?
A.当たり前ですけれど、僕の番組もありますけれど、僕だけでなく、色んなスタッフの方がいて、「皆で作るものだな」と思います。
Q.本作のラジオディレクターの役は、本作のテンポ感を決定づけるような、重要な役だと思いますが、演じる上で心がけていることはありますか?
A.この役は、“番組をなんとかしなくちゃいけない”というのと、“でも時間がない”というのと、“このメンバーをまとめなくてはいけない”というのを全部一緒くたにやります。皆と一緒にやるんだけれど、自分はちょっと一線引いた感じを意識しています。
Q.本作は、リスナーと電話で生放送で話すラジオ番組のリスクや、中島早貴さんが演じる新米ADなどを通じて、ラジオの魅力も描かれていますが、染谷さんにとってラジオとはどのような存在ですか?
A.距離が近い感じがします。リスナー側は、お手紙が読まれるかなというドキドキ感があり、やっている側は、読んでその感想を言ったりだとか、お芝居の感想などを頂けたりなどして、顔は見えないけれど、一緒にいるような感覚があります。
Q.染谷さんにとって、演劇の魅力はどこにありますか?
A.作品にもよるんですけれど、舞台って、舞台上で起きていることを覗き見ているような感覚だと思うんです。だから、その場にいるような感覚を味わえるのではないかと思っています。非日常や臨場感を味わえるのが魅力だと思います。
Q.本作の演出の西田大輔さんは、ご一緒していていかがですか?
A.「こうして」というのも、「この役は、こうだから、こういう言い方にして」だとか、丁寧に具体的におっしゃるので、“ダメだしのみ”ということがなくて、素敵な演出家さんだと思います。
Q.特番のゲストである演歌歌手役でダイノジの大地洋輔さんも出演されていますが、お笑い芸人の方が二人もいらっしゃるお芝居は、他の舞台と比べて違いますか?
A.お笑い芸人の方達は、その場にいる感覚で、本当にセリフがセリフに聞こえないんです。勉強になります。
Q.特に注目してもらいたい部分はありますか?
A.僕の役は、番組のスタッフ側で、色々と翻弄される側なんですが、面白くて人間力の高い役者さんたちが、濃いキャラクターを演じていて、どんどん(ラジオのスタジオに)入ってくるんですよ。それが面白くて。僕の役の見どころは、翻弄されながらも、いつのまにかキャプテンになっていく姿です。
Q.読者の皆さんにメッセージをお願いします。
A.本当に笑える作品なので、2018年最後に思いっきり笑っていただければと思いますし、お笑いだけでなく、役それぞれが成長する作品なので、演劇としても楽しめると思います。絶対後悔しないと思うので、ぜひ観に来ていただけたらと思います。
★染谷俊之(そめや としゆき)
1987年12月17日生まれ。神奈川県出身。
舞台『弱虫ペダル インターハイ篇 The Second Order』 石垣光太郎役 、 『刀剣乱舞』鶴丸国永役など数多くの人気作品に出演し、 近年の舞台作品では『池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE』キング役、 『アンフェアな月』安藤 一之役、 『御茶ノ水ロック』片山 亮役、 『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~機械伯爵役など。現在、 声優では『HUGっと!プリキュア』若宮 アンリ役、『BAKUMATSU』土方 歳三役にも出演している。
舞台『ジーザス・クライスト・レディオスター』
2018年12月12日(水)〜24日(月・祝)全16公演 チケット発売中‼️
【あらすじ】
10代を中心に絶大な支持を集めるカリスマDJ・ジーザスが持つ番組は伝説的な聴取率を誇っていた。
今日は特番で生放送。いつもより気合いを入れて生放送に臨むスタッフたち。
スポンサー社長が来たり、特番のゲストが来たりといつもより準備が大変だ。
しかし、OA直前になってもジーザスは現れない。
番組を止めるわけにはいかないとプロデューサーはジーザス不在のままOAを指示する。
ジーザスの穴を埋めるため奔走するディレクター、放送作家、音響たちレギュラースタッフ。 に加え、なぜかゲストやスポンサー企業の社長、…演歌歌手など様々な人間を巻き込んで番組が始まってしまう。
様々なトラブルに巻き込まれながら、ジーザス不在で無事に生放送を終えることができるのか?
【公演概要】
■原作・演出:西田大輔
■脚色:家城啓之
■出演:板倉 俊之(インパルス) 染谷俊之 八木将康(劇団EXILE) 中島早貴 安川純平 宮平安春 小槙まこ /
大地洋輔(ダイノジ)/小野寺ずる 肘井美佳 辻本耕志/山崎樹範
(声の出演) 清水らら、藤田晋之介(Wキャスト)、薮内大河(Wキャスト)
■場所:紀伊国屋ホール
■公演日程:2018年12月12日(水)〜24日(月・祝) 全16公演
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公式HP https://www.mmj-pro.co.jp/jesus-christ-radiostar/
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