「フランス映画祭2017」来日ゲストによる特別講義・対談を開講!
世界で活躍する映画監督たちが熱く語る豪華な関連イベントが続々決定!
日本から『恋人たち』の橋口亮輔監督などが参加
25年目の節目となる2017年度の団長としてカトリーヌ・ドヌーヴ、「フランス映画祭2017 親善大使」としてフランスでの評価も高い北野武監督を迎え、6月22日(木)~25日(日)の4日間、有楽町にて開催される「フランス映画祭2017」。豪華ゲストが参加する関連イベントが決定しました。
6月24日(土)には、今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』が選出されたジャック・ドワイヨン監督が、早稲田大学に登場し特別公開授業を行います。
また同日に映画美学校にてポール・ヴァーホーヴェン監督のマスタークラスも開催。主演のイサベル・ユペールにゴールデングローブ賞主演女優賞をもたらした『エル ELLE』を提げて来日するポール・ヴァーホーヴェン監督に、『女優霊』や『リング』の脚本で知られる監督・脚本家の高橋洋氏を司会に迎えて、貴重なお話をお聞きします。(※ポール・ヴァーホーヴェン監督のマスタークラスは定員に達したため、5月18日に受付を終了しました。)
翌25日(日)にはApple銀座にて、新作『エタニティ 永遠の花たちへ』の上映に合わせて来日するトラン・アン・ユン監督と、近作『恋人たち』で数々の賞に輝いた橋口亮輔監督が、映画制作の現場や映画に対する想いをトップクリエイター同志で語り合います。
<早稲田大学 マスターズ・オブ・シネマ公開授業 ジャック・ドワイヨン監督特別講義>
2017年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に最新作『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』が選出されたジャック・ドワイヨン監督が早稲田大学に登場!
早稲田大学グローバル・エデュケーション・センター/基幹理工学部表現工学科では、学生に向けて映画人を招いて講義を行っています。日本では『ポネット』(’96)などが広い人気を博したフランスの名匠ジャック・ドワイヨンが若い学生に語りかけます。
一般聴講生も抽選で50名様参加可能です。
日時:2017年6月24日(土)14:45〜
会場:早稲田大学 早稲田キャンパス
入場無料
申し込み方法:事前申込・抽選制(詳細は当選参加者50名様のみ通知)
フランス映画祭2017公式サイト(https://ssl.form-mailer.jp/fms/3b2e457b510667)
申込期間:5月27日(土)10:00~6月11日(日)23:59
共催:早稲田大学グローバル・エデュケーション・センター/基幹理工学部表現工学科 ジャック・ドワイヨン監督
ジャック・ドワイヨン(Jacques DOILLON)
1944年フランス、パリ生まれ。1972年に長編監督デビュー。日本では『ポネット』(’96)が大ヒットした名匠。初長編『頭の中に指』(’74)でF・トリュフォーから賛辞を受け、『あばずれ女』(’79)でカンヌ映画祭ヤング・シネマ賞を受賞。『放蕩娘』(’81)で主演のJ・バーキンと結婚、現在女優、ミュージシャンとして活躍するルー・ドワイヨンをもうけた。彫刻家オーギュスト・ロダンの生涯を描いた新作『ロダン カミ―ユと永遠のアトリエ』が、2017年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出。
<Apple 銀座 トラン・アン・ユン監督×橋口亮輔監督 マスタークラス>
フランス映画祭2017で最新作『エタニティ 永遠の花たちへ』を上映するトラン・アン・ユン監督。ベトナム生まれフランス育ちの監督は、村上春樹のベストセラー『ノルウェイの森』を映画化(10)するなど日本との縁も深く、第28回東京国際映画祭(15)のコンペティション部門審査員も務めています。
対談相手には、常に観る者の心をゆさぶる作品を作り続け、近作『恋人たち』(15)でも数々の賞に輝いた橋口亮輔監督が登壇!トップクリエイター同志で語る制作の現場、映画に対する想いに触れることのできる貴重な機会です。
日時:2017年6月25日(日)15:00〜
会場:Apple 銀座 3階シアター
入場無料
申し込み方法:事前申し込み不要、先着順
主催:ユニフランス
トラン・アン・ユン(Tran Anh Hung)
ベトナム生まれ、フランス育ち。1993年、『青いパパイヤの香り』でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人賞)受賞。アカデミー賞®外国語映画賞にノミネートされる。また、セザール賞新人監督賞を受賞。1995年には、『シクロ』でヴェネツィア国際映画祭のグランプリを受賞。2010年、村上春樹のベストセラー小説を原作とする『ノルウェイの森』を監督。その他の監督作に『夏至』(00)がある。
橋口亮輔(Ryosuke HASHIGUCHI)
長崎県出身。1992年『二十才の微熱』で劇場長編映画を初監督。長編二作目の『渚のシンドバッド』(’95)がロッテルダム国際映画祭グランプリ、ダンケルク国際映画祭グランプリなど国内外で多くの賞に輝く。代表作に第54回カンヌ国際映画祭監督週間に出品された『ハッシュ!』(02)、国内の主要映画賞で主演二人が演技賞をさらった『ぐるりのこと。』(08)。最新作の『恋人たち』(15)はキネマ旬報ベスト・テン第一位を獲得した他、国内の映画賞を総なめし絶賛を浴びた。
『フランス映画祭2017』
開催日程:2017年6月22日(木)〜25日(日)
会場:有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇
オープニング作品:カトリーヌ・ドヌーヴ主演 「The Midwife」(英題)
主催:ユニフランス
公式サイト:http://unifrance.jp/festival/2017/