かつて「カルト教団」として大バッシングを受けた謎の集団 いま明かされる「楽園」(ハーレム)の真実 映画『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』

© TBS

1980年、東京・国分寺市から10人の女性が突如姿を消したと報道される。彼女達を連れ去ったとされる謎の集団「イエスの方舟」、その主催者・千石剛賢は、美しく若い女性を次々と入信させハーレム形成していると世間を騒然とさせた。2年2ヶ月の逃避行の末、千石が不起訴となり事件には一応の終止符が打たれる。しかし彼女たちの共同生活は、45年たった今も続いていた。「宗教法人ではない」と語るその正体とは如何に!?

今年のTBSドキュメンタリー映画祭で上映されるとメディアによって作られてきた世間が持つパブリックイメージとは全く別の彼女たちの生き方に衝撃を受ける観客が続出し、急遽、2024年7月6日(土)より東京・ポレポレ東中野を皮切りに全国順次公開が決定した。

© TBS

© TBS

© TBS

© TBS

© TBS

佐井監督のコメント

かつて日本を騒然とさせた「イエスの方舟」の女性たちは、今でも福岡で共同生活をしている。騒動時の過激な報道を経験してもなお、水商売で生計を立てながら、聖書と共に在るその生き様を45年間貫き通した。TBSに残された貴重なフィルムと、私がこの目で見た彼女たちの現在。そこから浮かび上がる真実は、シスターフッドか?それとも狂気か?
鑑賞後もあなたは、“ハーレム教団”と呼びますか?

プロフィール

佐井大紀(監督)
1994年、神奈川県出身。2017年TBSテレビ入社。ドラマ制作部所属。『Eye Love You』『Get Ready!』など連続ドラマのプロデューサーを務める傍ら、ドキュメンタリー映画を監督、『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』などの作品があり、TBS所蔵の貴重なフィルムを映画館で上映する『TBSレトロスペクティブ映画祭』を企画・プロデュースした。2021年には朗読劇『湯布院奇行』を企画し新国立劇場・中劇場で上演、ほかにもラジオドラマ『Call Me Not』の原作や、ラジオ番組『ビートルズ “赤”と”青”と”NOW&THEN”』のパーソナリティ、文芸誌『群像』経済誌『Forbs Japan』などへの寄稿など、その活動はテレビメディアに留まらず多岐にわたる。

作品概要

『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』
監督 佐井大紀
企画・エグゼクティブプロデューサー 大久保 竜
チーフプロデューサー 能島一人
プロデューサー 津村有紀 
クリエイティブプロデューサー 松木大輔 
撮影 小山田宏彰 末永 剛
ドローン撮影  宮崎 亮
編集 佐井大紀 五十嵐剛輝
MA 的池将
製作:TBSテレビ
配給:KICCORIT
配給協力:Playtime
(c)TBS
2024年/日本/69分/ステレオ/ 16:9
・X(旧Twitter): https://twitter.com/TBS_DOCS
・公式HP:hakobune-movie.jp

7月6日(土)ポレポレ東中野ほか全国順次公開

2024-05-22 | Posted in NEWSComments Closed 
error: Content is protected !!