映画『マイ・ブックショップ』2019年3月公開決定!予告編&場面写真解禁!
第32 回ゴヤ賞主要3冠(作品・監督・脚色)受賞/第68 回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル
1959 年イギリス、本屋が1 軒もなかった町に書店を開業する女性を描いた英ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの原作を、映画『死ぬまでにしたい10 のこと』『しあわせへのまわり道』のイザベル・コイシェ監督が映画化した『マイ・ブックショップ』が2019年3月よりシネスイッチ銀座を皮切りに全国順次公開となる。
このたび解禁された予告編、ポスタービジュアル、場面写真では、主人公フローレンスがオープンする「オールドハウス書店」の佇まいや、50 年代イギリスの雰囲気や、独特な色調やフラワープリントが素敵なファッションや家具、雑貨の数々を垣間見ることができ、誰もがこの映画の世界に入り込んでみたい、と思うような魅力がたっぷり詰まっている。
主演は、ウディ・アレン監督『マッチポイント』で4 人の主演の一人クロエ役などで知られ、来年公開の『メリー・ポピンズ リターンズ』では大人になったジェーンを演じる、いかにもイギリス女性らしいエミリー・モーティマー。
コイシェ監督の『しあわせへのまわり道』の名女優パトリシア・クラークソンは主人公フローレンスの敵役の有力者夫人。そして『ラブ・アクチュアリー』の元ロックスター役や『パイレーツ・オブ・カリビアン』のデイヴィ・ジョーンズ役で世界中にファンを持つビル・ナイが、ここでは渋い英国紳士姿を見せている。
物語のキーとなる、レイ・ブラッドベリ「華氏451 度」やウラジミール・ナボコフ「ロリータ」といった名作小説や、書店の本棚に飾られた美しい本の背表紙の数々も本好きにはたまならい。
さらに、予告編のナレーションは、オードリー・ヘプバーンの吹き替えやアニメ『銀河鉄道999』のメーテル役で有名な池田昌子さんが担当。今も変わらない美しい声が響く。
実力派俳優のアンサンブル、衣装や美術、小道具が蘇らせる50 年代イギリスの雰囲気、夢のために一歩を踏み出す一人の女性の勇気と痛み、そして本離れ・書店離れがすすむ現代の人々に、一期一会の本との出会いのかけがえのなさを伝える感動の本作。映画好きにも読書好きにも見逃せない作品に仕上がっている。
映画『マイ・ブックショップ』は2019年3月シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
映画『マイ・ブックショップ』
<ストーリー>
1959 年のイギリス。書店が1 軒もなかった保守的な地方の町で、夫を戦争で亡くした未亡人 フローレンスが、周囲の反発を受けながらも本屋のない町に本屋を開く。ある日、彼女は、40 年以上も邸宅に引きこもり、ただ本を読むだけの毎日を過ごしていた老紳士と出会う。フローレ ンスは、読書の情熱を共有するその老紳士に支えられ、書店を軌道に乗せるのだが、彼女をよく思わない地元の有力者夫人は書店をつぶそうと画策する。
監督&脚本:イザベル・コイシェ
出演:エミリー・モーティマー、ビル・ナイ、パトリシア・クラークソン
原作:「The Bookshop」ペネロピ・フィッツジェラルド著(ハーパーコリンズ・ジャパン)※原作本は2019 年3 月に刊行予定。
2017|イギリス=スペイン=ドイツ|英語|カラー|5.1ch|DCP 原題:The Bookshop