主演アデル・エネルのインタビュー映像あり!『ブルーム・オブ・イエスタディ』特別予告編公開

昨年度の東京国際映画祭にて、グランプリを受賞した「ブルーム・オブ・イエスタディ」が、9月30日に公開される。

『ブルーム・オブ・イエスタディ』

©2016 Dor Film-West Produktionsgesellschaft mbH / FOUR MINUTES Filmproduktion GmbH / Dor Filmproduktion GmbH

ナチスの戦犯を祖父に持つトトと、ナチスの犠牲者となった祖母を持つザジ。スタートは真逆だが、2人ともホロコーストの研究に人生を捧げてきた。そんな2人が出会い、自分たちのルーツを探す旅を通して、人生を再発見する。トトに扮するのは『パーソナル・ショッパー』などオリヴィエ・アサイヤス監督作品で知られるラース・アイディンガー。人生につまずきっぱなしの人間味に溢れた男を情感をこめて演じた。ザジに扮するのは、セザール賞に4度ノミネートされ2度の受賞を果たしている、ダルデンヌ兄弟監督の『午後8時の訪問者』のアデル・エネル。ドイツの実力派俳優とフランスで最も注目される若手女優が共演した。

『ブルーム・オブ・イエスタディ』

©2016 Dor Film-West Produktionsgesellschaft mbH / FOUR MINUTES Filmproduktion GmbH / Dor Filmproduktion GmbH

作品の公開に先立って、ザジを演じたアデル・エネルのインタビューと、本編映像を合わせた特別予告編が公開された。フランス人のアデル・エネルがドイツ語習得に苦労話や共演したラース・アイディンガーについて語っているので興味深い。

『ブルーム・オブ・イエスタディ』
<STORY>
ナチスの戦犯を祖父に持つ男と、ユダヤ人女性が恋におちたら・・・
ナチスの戦犯を祖父に持ち、家族の罪と向き合うためにホロコーストの研究に人生を捧げる研究者のトト。そして、ナチスの犠牲者となったユダヤ人の祖母を持ち、親族の無念を晴らすために、やはりホロコーストの研究に青春を捧げるインターンのザジ。スタート地点は真逆だが、同じ目標のためにアウシュヴィッツ会議を企画することになった二人。人付き合いが苦手なトトは、フランスからやってきた“今どきの若い女性”のザジに激しく反発するが、彼女の型破りなユーモアにいつの間にか生きる力をもらう。やがて二人は、自分にない何かを求め合うように強く惹かれていく。だが、実は二人の出会いは、偶然ではなかった。ドイツ、ウィーン、ラトビアへと過去を追いかける旅路の途中で、ザジが隠していた“事実”が明かされる。

9月30日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
出演:ラース・アイディンガー、アデル・エネル、ヤン・ヨーゼフ・リーファース、ハンナー・ヘルツシュプルング
監督・脚本・プロデューサー:クリス・クラウス
撮影監督:ソニア・ロム
音楽:アネッテ・フォックス
美術:ジルク・ビューア
衣装:ジョイア・ラスペー
配給:キノフィルムズ
©2016 Dor Film-West Produktionsgesellschaft mbH / FOUR MINUTES Filmproduktion GmbH / Dor Filmproduktion GmbH
公式サイト:http://bloom-of-yesterday.com/

2017-09-27 | Posted in NEWSComments Closed 
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