YABOサタデー映画館―2017.12.2

『YABO』の由来は野望。
野望という強い意志を持って前向きに生きる人を取材し、その人の魅力や情報を発信するフリーペーパーです。
WEB版では毎週土曜日に「YABOサタデー映画館」を掲載。
作品をあらすじとともに野望や希望、理想にあふれる人物をYABO人としてピックアップします。

今週は下記の2作品をご紹介します。
『鋼の錬金術師』
『探偵はBARにいる3』

『鋼の錬金術師』

『鋼の錬金術師』

© 2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会

YABO人:エドワード・エルリック(山田涼介)
幼い頃に亡くなった母にもう一度会いたいと、弟アルフォンスとともに禁忌とされる人体錬成に挑む。しかし錬成に失敗。自身は左脚を、アルは身体すべてを代価として失うが、瀕死の状態ながら自分の右腕と引き替えにアルの魂だけはなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させた。そして、アルを元の身体に戻すことを誓い、機械鎧(オートメイル)の義肢を装着した身で国家錬金術師となった。錬金術のパワーを大幅に増幅させると言われる「賢者の石」を手に入れることが人体錬成に必須と考え、探し求める旅を続けている。その旅を支えるのが、幼馴染みでオートメイル技師のウィンリィ(本田翼)、軍のトップに上り詰めるという野心を胸に秘め、「焔の錬金術師」と畏怖されているマスタング大佐(ディーン・フジオカ)、マスタング大佐の同期で盟友のヒューズ中佐(佐藤隆太)ら。しかし、謎多きホムンクルス(人造人間)も賢者の石を求めていた。

<錬金術とは>
物質の構成や形状を変化させ、新たなものに作り替える技術。ただし質量や性質が異なる物質は錬成することができない。何かを得ようとするには同等の対価が必要となる「等価交換」が原則。錬金術を用いると、足元の石畳の構成元素を理解し、一度分解し、即座に再構築して頑丈な槍に作り替えることができる。

<国家錬金術師とは>
優れた錬金術の技術を持ち、その特徴に由来する二つ名(呼び名)を与えられる。(エドは鋼の錬金術師、マスタング大佐は焔の錬金術師)が授与される。多額の研究費などの特権と国を支えるエリートとしての名誉を得られるが、能力を軍のために使用することを約束させられる。

原作は全世界シリーズ累計発行部数7000万部超の大ベストセラー。全27巻からエドとアルの成長を感じるエピソードを抜粋し、2時間強にまとめている。注目は佐藤隆太が演じたヒューズ中佐と松雪泰子が演じたラスト。ヒューズ中佐は優秀な軍人であるとともに、家族愛に満ちた理想的な夫。優しい笑顔を観ていると心が癒される。一方、ラストは「色欲」の名を持つホムンクルスで、かなり妖艶な感じ。松雪泰子がまったりとした大人の色香を放ち、目が離せない。

『鋼の錬金術師』
2017年12月1日全国ロードショー
監督:曽利文彦
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、國村隼、石丸謙二郎、原田夏希、内山信二、夏菜
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/hagarenmovie/index.html

『探偵はBARにいる3』

『探偵はBARにいる3』

©2017「探偵はBARにいる3」製作委員会

YABO人:探偵(大泉洋)
高田の後輩から「恋人の麗子を探してくれませんか?」とありふれた依頼を引き受け、麗子が所属するモデル事務所に客を装って探りを入れる。そこで会ったオーナーのマリに微かな既視感を覚えた。その直後、マリの手下に襲われ、これまで無敗を誇った高田も倒される。調査を進めるうちに、モデル事務所は売春組織であり、麗子らしき人物が殺人事件に関わっていた情報をつかむ。背後に浮上した北城グループの代表・北城はススキノ裏社界では“最悪のサディスト”と云われる男で、マリは北城の情婦だった。そのマリに最初で最後の依頼をされた。

「探偵はBARにいる」シリーズでは毎回、美しいヒロインが依頼人として登場する。本作では北川景子が冷酷さの裏側に少女のような儚げな心を持つマリを演じ、探偵を翻弄する。子猫のような瞳で北川景子に「助けてください」と言われたら、断れる男性はいないに違いない。
注目すべきは高田。これまで無敵を誇ってきたが、今回はかなり苦戦を強いられる。アクシデントを利用して反撃するシーンはコミカルだ。また、いつもは飄々としている高田が麗子のアパートを探偵と探索するときには、下着の入った引き出しを開けて、「おっ」と一瞬ためらう。数少ない人間味を感じさせるシーンなので、お見逃しなく。

『探偵はBARにいる3』
2017年 12月1日(金) 映画の日ROADSHOW!!
監督:吉田照幸
脚本:古沢良太
出演:大泉洋、松田龍平、北川景子、前田敦子、鈴木砂羽、リリー・フランキー
©2017「探偵はBARにいる3」製作委員会
公式サイト: http://www.tantei-bar.com/

2017-12-02 | Posted in NEWSComments Closed